仕事で価値を生む6つの「強み」
「強みとは何か?」―多くの人は強みついて正しく理解していません。
簿記の資格を持っていること、英語が話せること、これらは強みと言えるでしょうか?
いいえ、これらは強みが発露した結果としての後天的なスキルです。
強みとは生まれた時から、もしくは幼少期から長い年月をかけて、あなたが「自然にできてしまう」ことを指します。
上記の例で言うと、簿記の原理原則をすっと理解できること、簿記のための長時間の勉強を最後までやりぬくこと、これらが「自然にできてしまう」のであればそれらは強みと言えるでしょう。
自然にできてしまうから、他のことよりも集中してたくさん取り組める。
集中してたくさん取り組めるから、最大の成果が得られる。
成果が出て次のステップに進むと、もっと難しいことが自然とできるようになってくる。
仕事においても、この「強みのスパイラル」に入ることができれば、あなたの仕事人生はきっと豊かなものになるでしょう。
我々は、長年にわたり「強み」と仕事の成果の関係を研究してきました。
そして、コンサルタントとして多くの会社の人事制度設計に携わり、多くの人の強みと成果の関係を観察する中で、仕事で価値を生み出す源泉となる強みは、たった6つしかないことが分かりました。
「リーダーシップ」「コミュニケーション」「論理的思考」「アイデア思考」「グリット(やりぬく力)」「シュアネス(確実性)」の6つです。
法務でも経理でも営業でも、ホワイトカラーの仕事であれば直接的に価値を生み出すのは、この6つの強みだけなのです。
そして、これらの強みは、誰もが6つのうちいくつかを持っているものなのです。
なぜなら強みは人と比べるものではなく、自分の中で相対的に「自然にできる」ことを指すからです。
あなたの中で「自然にできる」ことが何なのかを理解して、それを十分に発揮できる環境で働くことができれば、きっとあなたのキャリアはもっと拓けます。
是非このサイトを通じて、ご自身の強みと向き合い、ご自身が最高に輝けるフィールドを探す機会にしてみてください。